蔵書がゼロになった日

昨日、私の蔵書がゼロになりました。
それもスキャナのおかげです。

以前から気になっていたのが、内容の一部しか使わない本や資料、人からもらった写真や昔取った写真、気に入っているがたまにしか読まない愛蔵書など、これらをどう扱えばいいのかということでした。
これを解決したのが、小型でハイスピード,両面読み取りのスキャナ富士通 ScanSnap S1300iです。

最初にスキャナを購入しようと考えたのは、学習指導の仕事で使う問題集をコピーするのが面倒であるという理由からでした。
生徒に合わせた問題を、所有している問題集から選び、それをコンビニエンスストアやスーパーなどに出向いてコピーする手間を省きたかったのです。
問題集をコピーするたびに本の背表紙が割れ、本が傷み、その上、書き込みなどすると使えなくなり、新しい物を再び購入するということになります。
問題集をスキャンし、使うページだけプリントすれば、わざわざコピーをしに外出する手間も省けるし経済的なのです。

例えば、大学受験の指導で使っている物理の問題集『難問題の系統とその解き方物理I・II―新課程』を使います。

これを裁断機(私の場合はカール事務器 ディスクカッター DC-200N)で裁断し、ページをバラバラにします。

裁断したものをスキャナで取り込みます。
本のページ数にもよりますが、1冊平均15分くらいかかったでしょうか。

PDFファイルとして保存すると、例えばiPadで見ると、こうなりました。

PDFファイルなので、いつでも必要な箇所を好きな分だけプリントできます。これはかなり便利です。
普段仕事で使っている本や資料を10冊ほどスキャンしPDFファイルにし(「自炊」というらしいです)本は処分しました。

次に、写真を全てスキャンしました。これでプリントされた写真を全て処分することができます。
今回は、手元に残っていた中学から大学時代の写真の全て数百枚をスキャンしました。
スキャンすることによって、写真を簡単に人に送ったり見せたりすることができるようになります。

最後に、私がいわゆる蔵書として残しておいた3冊の本(『古事記』、『あるがままに』、『老子』)をスキャンし、本自体は処分しました(裁断してしまっているので処分するしかないのですが)。

つまり、所有物としてのいわゆる「蔵書」は1冊もなくなりました。
蔵書を保管するための空間がまったく必要なくなったのです。

まさか、活字中毒と思えるほど本好きな私の蔵書が、1冊もなくなる日がくるとは思っていませんでした。

 

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