他の全ての教科と同様、「生物Ⅰ・Ⅱ」でも教科書と授業ノートが基本です。
完全なノートがない場合や勉強の仕方が分からない場合は、まず最初に、基本の知識を得るために『大森徹の最強講義 生物I・II 新課程増補版 』で学習します。
これと同時に、『大森徹の最強講義問題集150生物Ⅰ・Ⅱ』を解いて知識を定着させます。
最初は自分のペースで、例えば一章分学習したら一章分の問題を解いてもよいし、一講分ごとに問題を解いていってもよいでしょう。
大切なのは、基本的な知識を定着させることです。それが他の問題を解くときの核となります。
次に、あるいは同時に『生物I 合格39講 パワーアップ版』と『生物II合格33講パワーアップ版』を学習します。
生物I 合格39講 パワーアップ版
生物II合格33講パワーアップ版
これらの本はよくまとまっており、同じシリーズの問題集の『生物Ⅰ問題集139問』と『生物Ⅱ問題集合格133問』を解きながら基礎を固めます。
生物Ⅰ問題集合格139問
生物Ⅱ問題集合格133問
これが終わる頃には、他の問題もほぼ分かるようになっているでしょう。
しかし、問題の様々なパターンに対応できるようになるには、やはりたくさんの問題を解いて基礎を応用できるようにしなければなりません。
以下に手に入りやすい問題集をあげておきます。
この他、様々な出版社から出ている問題集を使って練習しましょう。
受験前には、センター試験過去問題集や志望校の過去問で傾向を捉え、曖昧なところを残さないようにしっかりと練習しましょう。
そして、曖昧なところがあればいつでも、最初にあげた参考書に戻り知識の確認を行いましょう。
学習するときには、複雑な情報はノートにまとめ、ネットワーク化しておくことです。
あるひとつの情報が他のどんな情報とどのように結びついているのかをしっかりと把握するためには、自分で図を書いたり表にまとめたりすることを頻繁に行いましょう。自分でチャートに描けないときは、まだ頭の中でまとまった情報ネットワークができていないことになります。
ノートについて
ここで生物の学習におすすめのノートをあげておきます。『etranger di costarica ダブルリングノート』と『マルマン A4 ノート ニーモシネ 』です。
前者は紙面の裏表とも使えますが、後者は表面のみ5ミリ方眼罫が印刷されてあります。ノートの紙面を両方使う人には『etranger di costarica ダブルリングノート』、一面だけ使う人には『マルマンA4ニーモシネ』がよいでしょう。
etranger di costaricaダブルリングノート100シート SOLID A4