スッタニパータ4

4.

激流が弱々しい葦の橋を押し流すように、高慢さを根こそぎ取り除くならば、そのような求道者は、あの世とこの世を行き来する輪廻転生を捨て去る。あたかも蛇が古い皮を脱皮して捨てるように。

解説

自分が優れている、そういう考えはどこから来るのか観察してみることです。そうすると、自分の全てが自分以外のものに支えられていることがわかるでしょう。自分の存在は他の存在に支えられてのものです。
自分の体、能力、財産、人間関係、環境、全てが自分以外のものから得てきたものです。
生まれた時に自分のものだったものは一つもありません。死ぬ時にも自分のものだと思っているものは全て手放します。
自分があることに優れている、そのことは全て自分以外のものがあったからこそなのです。
自分が優れているという思いを完全に捨て去る時、それは自分は自分以外のものに支えられていることを知り、自分とその他の存在が一緒だと知り、そして、自分とその他の存在が一緒なら自分などない、あるのは意識だけだ、と知る時なのです。

 

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