スッタニパータ17

17.

五つの障害(欲求・怒り・怠惰・焦り・不安)を捨て、心が乱されず、疑いを超え、悲しみに飲み込まれることがないならば、そのような求道者は、あの世とこの世を行き来する輪廻転生を捨て去る。あたかも蛇が古い皮を脱皮して捨てるように。

解説

欲求、情欲、怒り、悪意、怠惰、焦り、不穏、不信、疑い、不安、悲しみ、このような心の状態全てが、自我(観念)による「今ここ」からの分離、判断分別による純粋なエネルギーの流れの否定から生まれてきます。
自分の鏡である世界は、純粋な体験としてあります。それに飲み込まれると観念によって世界というものが自分と関係なく存在して、自分と関係なく変化しているように感じ、様々なドラマを生み出します。
ただ静かに在ると、心の反映である世界ではない、真の世界(自分と世界を生み出す意識そのもの)が姿を見せます。

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