スッタニパータ47

47.
実に仲間を得る幸運を讃め称えよう。それがより優れた仲間あるいは同等である仲間なら、親しみ近づくべきである。このような仲間を得ることができなければ、罪過のない生活を守って、ただ一人で歩むがよい、一角の犀のように。

解説

世界が自身の鏡であるということを知っている仲間とともに進めるようなら、それを大切にし、その道を進むことです。
しかし、心が作り出す価値観は人それぞれが作り上げるものなので、自分と同じような心の状態の人を見つけることは困難です。
例えば木を見るとき、その根幹は同じですが末端を見ると無数の葉が存在するように、人の在り方も真理から遠いほど多くの価値観・観念が存在します。
自分が世界と他人と様々な価値観で分離していると思っているなら、あなたは真理から遠くに在ります。自分が世界と他人と同じであると思っているなら、あなたは真理に近いところに在ります。
世界や他人との差異を見ることは、真理から遠ざかることにしかなりません。自分の心が造り上げた幻想ゲームの中に潜り込むことでしかありません。自分が造り上げたゲームに苦しむことになるだけです。
心が造り上げた幻想ゲームから離れ、ただ一人在ること。
末端に行けば行くほど孤独という幻想を作り上げていると知ること。
根本に戻れば自身が全てと繋がっていると知ること。
自分一人で在ることが、世界が、宇宙が一つであると知ることなのです。

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