スッタニパータ53

53.
肩がしっかりと発育し、皮膚に蓮華紋が現れ巨大に成長した象は、群から離れて思うがままに森の中を歩いていく。そのように、ただ一人で歩むがよい、一角の犀のように。

解説

自分と世界が違うものと思っていると、その思いから常に、他人と自分を分離させ、自と他の分離という幻想の中で、世界を分析し考え論じ続け幻想の中に迷い込むでしょう。真実は自も他もありません。
自と他の分離の幻想を離れると、そこには存在しかありません。自分も他人も世界もただ一つのものとして在るだけなのです。
分析は分離という幻想です。理解は分離という幻想です。知や無知は分離という幻想です。善悪は分離という幻想です。自分と他人は分離という幻想です。
ただ「在る」こと。それは全てであることです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*