Jalandhara Bandha
ジャーランダラ・バンダ
Net-Bearer Bond
ジャーランダラ・バンダ Jalandhara Bandha
ジャーラjala = 網(net (for catching birds or fish) )
ダラdhara = 支持する(bearing, supporting )
バンダbandha =錠、封(bond)
方法
- 楽な姿勢で座る。
- 肩甲骨を背中に引き付け胸骨を上にあげる。肋骨を押し出さないこと。
- 完全なジャーランダラ・バンダは顎を胸骨の上に安定させる(首を屈曲)。初心者の多くは間違って単に顎を下げるだけにしてしまう。実際は、顎は挙上された胸骨と中間で出会う。
- これらの動きは喉の湾曲に焦点が置かれる。顎の下側が首の全面にくっつき、ここでできる喉の湾曲部を奥の方にひっぱり上げる。つまり、頭蓋の中(脊椎の最上部)に引き上げる。頭が軸となって顎が下がり、同時に胸骨が上がる。
- 首の後ろ側を引き伸ばし、肩を下げ、胸骨を引き上げる。決して無理に顎を胸につけようとしにこと。
- 初心者は、練習の間を通してこのバンダを続けることはしないように。まずは頭をまっすぐにして息を吸うことから始め、息を吸いきるころにジャーランダラ・バンダを始め、呼吸を止めているときと吐くときにこれを行い、次の吸気のためにまた首をまっすぐな位置に戻す。
効果
息を止めるときに呼吸が上体から喉を通って漏れるのを防ぐ。
呼吸を止めるとき、頭(脳、眼、内耳など)に圧力がかからないようにする。
禁忌
すべてのバンダと身体のムドラーは注意深く行うこと。経験のある指導者の直接の指導があるのが望ましい。
首に障害がある場合はこのバンダは避けること。