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私は誰か?(13)

13.
心に残ったものごとの印象が、海の波のように際限なく現われてきます。 いつになったらそれらすべてがぬぐい去られるのでしょうか?

真我への瞑想が高まれば高まるほど、それらの想念は破壊されるだろう。


解説
「そう考えているのは誰か?」、「私は誰か?」という問いをしていても、どうしても心が動き回り、周囲の状況に対して良い悪いと反応したり、感情にとらわれてしまったりしてしまう。心が静かになるどころではない。そういう人も多くいるだろう。
とにかく、常に自分の想念を観察することから始めることだ。何度感情に巻き込まれても、後悔の念にさいなまれても、それでも諦めずに自分の想念を観察し続けること。「そう考えているのは誰か?」と。
「そう考えているのは誰か?」という問いをとにかく続けることだ。そうすることで、少しずつ想念が破壊されていく。
「そう考えているのは誰か?」
この問いが、際限のない想念を拭い去るだろう。

原文
The residual impressions (thoughts) of objects appear wending like the waves of an ocean. When will all of them get destroyed? 

As the meditation on the Self rises higher and higher, the thoughts will get destroyed.

ラマナ・マハルシの本の紹介
あるがままに―ラマナ・マハルシの教え
ラマナ・マハルシとの対話 第1巻
ラマナ・マハルシとの対話 第2巻
ラマナ・マハルシとの対話 第3巻

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