あなたはこの世でたった一人だけの存在だ。
自分を誰と比べようとしているのか。他の誰になろうとしているのか。
自分以外のものになる必要などない。
他の人をさげすんだりうらやんだりする必要もない。
いつも唯一の存在だ。
あなたはこの世に生まれてきただけで完全な存在なんだ。
生まれたときに自分と世界を祝福しているんだ。
存在そのもの以外に何も義務などないんだ。
この世で体験する魂であって、同時に、魂という体験を設定したより大きな存在なんだ。
体験する魂自体は生まれもしないし死にもしない。変化するだけだ。
自分というのは、その体や、その考えや、その感情ではなく、魂だと気づく。魂には死はない。
そして、魂は自分が魂という限定されたものではなく、もっと大きな存在だと気づく。大きな存在はあらゆる在り方を経験できる。
再び、大きな存在は、自分自身は限定されたものでなく、すべてだと気づく。
すべてという存在もその限定を解き、無となる。
それが究極の真実だ。真実というものは無に行きつく、それが真実だ。
何も無い。限定がとれた瞬間に、本当の自分、本当の生命が始まる。
自分讃歌。
ああ、そうだったんだ。自分はそういう存在だったんだ。
無から始まり、無はすべてを創造する。
そのすべてが自分なんだ。