世界は自分自身の鏡

私たちの五感を観察してみると、

目は、自分のことを見ることはできない。
皮膚は、自分のことを感じることはできない。
耳は、自分のことを聞くことはできない。
舌は、自分のことを味わうことはできない。
鼻は、自分のことを嗅ぐことはできない。

同じように、人は、自分自身のことは認識できない。
自分以外のものを認識することによって、自分自身の立場を確認している。

つまり、私たちは自分自身のことを自分以外のものからでしか認識できていないのです。
自分自身の認識は、常に他者との関係においてでしかできないのです。

これが、世界は自分自身の鏡だ、と言われる所以なのです。

私たちが世界を見ているとおりのことが、実は私たち自身のことを表しているのです。

自分が世界を認識した途端に、その認識している対象に自分がどんな関わり方をしているのか、を表します。

世界がダメだと思ったら、世界がダメだと思っている私が在るということ。
人のことを気持ちよく感じたら、人がよいのではなく、認識している私がその在り方を選んでいるということ。
環境や状況について思っていることは、状況についてではなく、私たちの在り方を現しているということなのです。

だから、状況自分の在り方の鏡、反映なのです。

今ここに、何を感じるでしょうか。
今ここに、何を思うでしょうか。
それが、今のあなたです。

では、
次の瞬間(つまり今ここ)、
あなたはどんなあなたで在りますか。

いつも(つまり今ここで)感謝の中にあること。

ありがとうございます。

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