Mental Mentor
人というのはいつも成長しているものなのですが、それが止まってしまう場合があります。
学校に通っていて先生に指導してもらったり、会社にいて上司に注意してもったりしているうちは幸運な方です。
社会に出ると何か間違ったことをした時に注意されることはほとんどありません。往々にして、何も言われないか軽蔑されるだけです。
自分のことを客観的に見て、間違いを反省し行動を修正し続けることができる人は相当な人格者でしょう。
それでは、私のような注意してもらえない立場にいる普通の人間が、どのように自分のことを自分で修正したらいいのでしょうか。
私が行っているのは、メンタル・メンターを持つという方法です。
メンタル・メンター(心の師)とは私が勝手にそう読んでいるのですが、単純に言えば、ある分野で自分が尊敬している人物、真似したいと思っている人物、こんな人になりたいと思っている人物です。
このメンタル・メンターを複数人、様々なジャンルで用意し、何かあるたびに「このひとだったらどうするだろうか」「この人だったらどう言うだろうか」「この人だったらどう思うだろうか」と自問自答するのです。
私の場合は、その人たちの写真を用意し、壁やノートに張ったり、パソコンの壁紙にしたりして、時々相談しています。
この方法の良いところは、ふだん自分が出すであろう答えよりも良い答えが出てくるというところです。
人間というのは不思議なものです。想像によって現状よりも数段上の意識が持てるのです。
この方法は、とてもうまくいくので、皆さんもぜひやってみてください。
自分が尊敬している人、憧れている人、目指している人、そういう人を頭の中に思い浮かべ相談するのです。
私の場合は相談というよりも、誰々だったらどうするだろうかと考えるのですが。
どんな方法にせよ、想像以上の結果が得られると思います。
ぜひ試してみてください。
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皆様、いつもお世話になっています。
以前、仕事のマネジメントやPRの方法で迷っていたときに「どんな方法が一番良いのか?」と白隠さんに聞いたところ、一言、
「喝!」
と、返ってきました。
ピーター・ドラッカーさんに聞くべきでした。
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