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御魂磨き

最近、掃除にハマっています。
掃除をすればするほど、気持ち良くなり、もっともっと身の回りを綺麗にしたくなります。最初は読み終わった大量の本の処分から始まったのですが、段ボールに何十箱も処分することになり、古書店に運ぶのに相当な運動量になりました。すると、爽快感が残り、もっと綺麗にできる、もっと綺麗になる、もっと綺麗にしたい、と思うようになりました。まずは本棚の整理をし、着なくなった服の整理、履かなくなった靴やつけなくなった香水を人にあげ、今まで目が届かなかった場所の掃除、引き出しの中身の整理、文房具の整理、机の上にはなるべく物を置かないように気をつけ、使ったものは元に戻す習慣をつけ、そして、トイレは便器に手を突っ込んで磨く。使ったものには感謝を気持ちを込めて「ありがとう」を言う。

大切な、大好きな、頻繁に使うものだけに囲まれると、生活が気持ちの良いものになってくると思っています。掃除を続けて気がついたのは、掃除は御魂磨きだということ。磨けば磨くほど、自分のまだ磨き足りないところが見えてきて、磨いたところが汚れるとすぐに気がつくようになってくる。魂を磨くというのもそういうことなのでしょう。磨けば磨くほど、もっと磨くようになり、汚れに気がつくようになります。

人生のあらゆる体験が、ミタマ磨きなのでしょうが、もし生きるのに悩んでいる方がいたら掃除をしてみてください。続けていればきっと何かが分かるのではないかと思います。

でも生きているからこそ掃除ができるのでしょうね。
生きていることに、ありがとうございます。

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